デンソーの開発体制、半導体からシステムまで

定期的に、特定企業の開発動向についてお伝えしています。対象企業の直近の技術文献から、開発者名を抽出し、人物ネットワークを出力して分析します。人物ネットワークは、分析機能付きデータとして、期間限定で無料提供しますので、この記事下のボタンからリクエストして下さい。今回、第二弾はデンソー株式会社です。

全体像

まず、こちらは全体像です。ネットワーク図の原理については、過去の記事をご参照下さい。1つのドットは一人の開発者、ドットの大きさはつながりの数、矢印の視点は開発リーダー、矢印の終点は管理者、矢印の太さは関係の深さ、とお考え下さい。

つながりの密度を計算し、いくつかのクラスタに分けています。概ね、開発グループと考えてよいと思います。グループ名は、機械的に出力しているため、必ずしも適切ではない場合がありますがご容赦下さい。

それでは、規模の大きいグループから順に見ていきましょう。

グループ詳細

最大規模であるグループ1は、電力変換装置とありますが、パワーモジュールに関するグループです。例えば、モジュール間のインダクタンス成分を抑制するといった内容です。

次にグループ2ですが、2つのグループがあります。上は制御システムとありますが、ヘッドアップディスプレイなどの表示装置の制御に関するグループです。下は電源システムとありますが、電池パックの監視や制御に関するグループです。

グループ3は、半導体装置とありますが、スイッチング素子の製造方法に関するグループです。例えば、複数のトレンチゲートによって、アバランシェ耐性を向上させたスイッチング素子です。

まとめ

このように、直近の開発体制から見えるデンソーは、半導体からシステムまで一貫して開発している同社の強みをよく表しています。

今回の分析は、弊社製品Quark Appsを使っています。Quark Appsは、クローラー、RPA、テキスト分析、つながり解析、機械学習など、社内外のデータ活用に必要な機能がパックになっています。使い慣れたExcelから操作でき、クラウドを使わないため情報漏えいの心配もありません。全国からのお問い合わせをお待ちしております。