特徴は、未来シナリオ。
クォークでは、シナリオプランニングのフレームワークを使って、お客様の戦略づくりを支援します。シナリオプランニングは通常、膨大な調査が必要となるため、比較的長期間のプロジェクトになります。しかしながら情報ツール(Quark Apps)のアシストにより、スピード優先のビジネス環境に合わせると同時に、広範囲の知見に容易にアクセスすることが可能になりました。
シナリオとテクノロジーつなぐ
未来に起こる不連続な飛躍には、何らかの形でテクノロジーが絡んでいると考えています。だから私たちは、未来シナリオとテクノロジーをつなぐための、独自の情報ソース、分析ツール、人的ネットワークを築いてまいりました。
専用ツールによるアシスト
ブレーンストーミングをアシストする専用の情報ツールを用意。外部環境を左右する、複雑に絡み合った要因(ドライビングフォース)をリアルタイムで可視化し、シナリオドライバーの特定を支援します。
左図:Quark Appsのインフルエンス・ダイアグラム機能を使った、ドライビングフォースの洗い出し事例
データにもとづく客観性
ブレーンストーミングは有効な手段ですが、限界もあります。デジタル化された膨大な情報の中から、視界になかった切り口を引き出すために、私たちはデータ分析を最大限に活用します。
右図:Quark Appsのテキスト分析機能を使った、ニュース記事の分析例
技術士のネットワーク
テクノロジーに対する深い理解を無しに、未来を見通せるでしょうか。しかし、あらゆる分野の専門家になることは不可能です。そこで私たちは、各分野の技術士と提携し、チームでシナリオづくりをサポートする体制をつくりました。案件に応じ、最適な人材をアサインします。
シナリオプランニングの基本スケジュール
全8ステップからなるフレームワークで、3~4つの未来シナリオを作成します。各シナリオごとに、想定されるビジネスモデルや必要となる技術開発を洗い出し、4つの基本戦略(ヘッジ、ギャンブル、オプション、留保)をもとに、現在取り得るアクションを明らかにします。8ステップを6~12回のセッションに分け、お客様のスケジュールに合わせてご提供します。
1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 | 11回 | 12回 | 分析アシスト例 | |
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Step1: 課題設定 | → | → | トレンド分析 | ||||||||||
Step2: キーファクターの特定 | → | タグクラウド | |||||||||||
Step3: 背後にある要因の洗い出し | → | → | PEST 共起ネットワーク | ||||||||||
Step4: シナリオドライバーの選定 | → | インフルエンスダイアグラム | |||||||||||
Step5: シナリオの骨格 | → | 未来を複眼的に捉える | |||||||||||
Step6: ストーリー作成 | → | ||||||||||||
Step7: 戦略検討 | → | → | → | ビジネスモデルキャンバス 競合分析 4つの基本戦略 | |||||||||
Step8: 先行指標の選定 | → | 情報の自動収集 |
シナリオプランニングのケーススタディ
スマートグラスを題材に、3つのケーススタディをご紹介します。1.市場予測がいかに難しいか、2.ではどうすればよいか、3.スマートグラスの未来は? といった内容です。ぜひ参考になさって下さい。