次世代MacBook、ガラスキーボードか?

Appleのバタフライキーボード、あまり評判が良くないようですね。どうやら最新の第3世代バタフライキーボードでも問題は解決していないようです。

こうした中、Appleがまったく新しいキーボードを開発しているらしい、というニュースが飛び込んできました。そこで今回は、Appleのまったく新しいキーボードの信憑性について、検証してみたいと思います。

まったく新しいキーボートとは?

詳しくはこちらの技術情報をご覧ください。

要約にはガラスとはありませんが、詳しく見ていくと”glass top case”と出てきます。さらに、そのglass top caseの下に、センシングシステムがあり、アレイ上の隆起したキー領域を検知するとあります。

ここで、開発者の情報であるInventorsを見てください。Paul X. Wang氏, Alex J. Lehmann氏, Zheng Gao氏の3名が確認できます。この開発の信憑性を検証するために、この3名のApple社内でのポジションを見てみましょう。

ガラスキーボードの開発は本気

データは、以前の記事「折りたたみのiPhoneは出るのか?」で使ったものと同じものを利用します。このときの開発者ネットワークをもう一度見てみましょう。キーボード開発チームは、図の上部中央付近にあり、Apple内でも存在感のある規模です。

さらに、キーボード開発チームを取り出して詳しく見てみましょう。
このチームの中心人物は、Paul X. Wang氏だと分かります(大きな赤い四角)。この方はガラスキーボードの筆頭開発者でした。左隣にもうひとり目立つ開発者がいますが、今回は深入りしません。尚、ガラスキーボードの3人目Zheng Gao氏は、Appleのキーボード開発のキーパーソン2人(Paul X. Wang氏と左隣の人物)をつなぐ人物で、影のキーパーソンかもしれません。

このように、キーボード開発チームは、Apple内でも存在感のある規模で行われており、さらにその中心人物はPaul X. Wang氏であり、この人物がガラスキーボードを開発しているとなると、(折りたたみのiPhoneとは違って)これはひょっとすると可能性があるかもしれません。今回はバタフライキーボード第2世代で執筆しておりますが、ぜひ実現して欲しいものです。

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