自動運転を制するのは誰か?

自動運転の実用化、その上に立ったサービスの構築は、とても1社ではやり切れない状況になっているようです。そこで、この分野での企業間の提携や買収などの状況を調べてみました。

 

Googleニュースから関連記事を収集

情報ソースは、Googleニュースから記事を抽出しています。(今回は日本語の記事のみ、直近の約230件)

 

 

因みに、記事のソースは以下のとおりです。(レスポンス、自動運転ラボ、日経新聞・・・)

 

 

Excelで前処理

これをいったんエクセルに落として、要約部分から企業名(テキスト)を拾ってタグ付けしました。

 

 

企業間のつながりを俯瞰

頻度を見ると、トヨタ、フォルクスワーゲン、ソフトバンク、ウェイモ(Google系)、エヌビディア、モービルアイ等が目立ちます。

 

さらに、各社がどのようにつながっているかを見てみましょう。(トヨタのつながりを赤)
ここでは、つながりの多い企業ほど丸を大きく、繰り返し記事になっている関係を太く表現しています。また概ね、矢印の始点が中心的企業と見てください。

 

 

いくつか気づいた点をあげてみます。
・大きく4つのグループがある
・トヨタは広く積極的に連携を進めている
・トヨタとデンソーはやや距離を置いているように見える
・自動車メーカー以外では、エヌビディア、モービルアイが目立つ
・東京海上日動、ウォルマートやドミノピザなど、サービスレイヤーとの提携も始まっている

このように、企業の動きから、新しい分野を俯瞰して、自社の出方や提案を検討することができます。一般に公開された情報でも、少し手を加えることによって、見えなかったものが見えてくる場合があります。

今回の分析は、情報分析ツール「Quark Apps」を使っています。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。丁寧にご説明させていただきます。お問い合わせ